
えっ!? 事件現場の死体??? |
先日、甘えん坊のチビ丸ちゃんがお空に旅立ちました。
15歳の老犬だったチビ丸ですが 前日も普段と変わらず広場で皆と穏やかに過ごし 日向ぼっこしながら昼寝したり、私の足元に駆け寄り 「次は私も抱っこして~」 って大人しく順番待ちをするお利口さんでした。 夜もご飯を完食する元気なお婆ちゃんだったので こんなにも急変するなんて思ってもなくて…
朝、犬舎に行くとグッタリと横たわり 舌もダランと垂らしてて。
慌てて「チビ丸!!」って抱きしめると 死後硬直はしてないまでも、もう体は冷たくなってて 「間に合わんかった…」 と涙が溢れました。
がっ!!!
スリスリと顔を埋める私の頬を ダランと垂れ下がった舌で、ペロンと舐めてくれたチビ丸。
まだ生きてた~!
「今すぐ温めたるわな…」 と慌てて服の中に入れ、さすり続けたのですが…
もうチビ丸は2度と私の頬を舐めてくれる事はなく いつ旅立ったのかも分からないほど 静かに眠りにつきました。
私が朝起きるまで待っててくれたのか? と思ったら、益々チビ丸の健気さに泣けてきて 暫く犬舎でへたり込んだまま動けませんでした。
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今まで何匹もの仔犬を産み育ててくれたチビ丸。
私の一存で繁殖犬としての犬生を送らせてしまった事は 可哀想な一生だったのかもしれません…
けれど、プロのブリーダーとしては、健康で可愛いチビ丸だからこそ このDNAを受け継ぐ仔犬を後世に残したい!と思い 今世チビ丸を繁殖犬として選びました。
チビ丸が命がけで産み育ててくれた仔犬たちは 新たなご家族の元に嫁ぎ 『ワンコと共に暮らす幸せ』を多くの方に伝えてくれました。
それを一番実感するのが… 愛犬の誕生日を迎える度、ファミリーさんから 「○○ちゃん、〇歳になりました~!」 って報告と共に 「この子を産んでくれたママ犬さんに感謝する日です、ありがとう」 って感謝のメールです。
チビ丸は産み育てた仔犬の数だけ 多くの飼い主さんから感謝される存在で… こんなにたくさんの人に心から感謝される犬生は 決して不幸な犬生ではなかったと、私は思っています。
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それでもやっぱり心残りなのは… もし、チビ丸を一般家庭に巣立たせていたら 我が家なんかよりももっと幸せな今世を送れたのかも…って。
だから私は我が子が旅立つ度、 「今までありがとう。 来世は必ず優しいご家族の元に巣立たせてあげるから… だから、もう一度だけ我が家の子として生まれてきて」 って、最期に語り掛けます。
けど、この言葉を掛ける時って本当に辛くてさっ。
火葬場に向かう道中は泣きながら運転し 駐車場に到着しても、お別れしたくなくて なかなか車から降りられないんです。
◆ えっ? 死体!?
市町村によって違いはあると思いますが わが市の場合は、先日、父が火葬されたのと同じ火葬場で ペットの火葬もして頂けます。 葬儀の際に案内されるのは表玄関ですが ペットの受付は裏口で。
昔、職員さんが見当たらなかったので 「あの~、すいません、誰か居ませんか?」 と入ると、そこには「人間用点火口」「ペット用点火口」と書かれた 焼却場の裏側があり… 見なきゃ良かった💦って後悔した事がありました。
それ以降、絶対に裏口の内部には 勝手に入らないようにしていた私ですが…
今回、チビ丸を連れて行った際の事です。 裏口の駐車場に車を止めると、目に入って来たのは…
裏口の屋外に置かれたストレッチャーの上に 無造作にブルーシートに包まれた遺体がっ!!!
まるで事件現場か災害現場で収容したままの状態で 持って来られたかのような遺体に背筋が凍りました。
さっきまで泣きながらチビ丸を連れて来たハズなのに 一気に涙が止まりました・
これこそ、見たらアカンやろ… どうか無念の霊よ、憑りつかないで~~~💦
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チビ丸を携え、その遺体の横を通り過ぎる際のこと。 ブルーシートがはだけている箇所があり そこからチラッと見えたのは茶色い服。
うわぁ~、また詳しく見てしもた~💦💦💦 と焦りましたが… (。´・ω・)ん? 毛皮のコート??? この猛暑の中、毛皮のコートを着てる遺体って??? って疑問に感じ、職員さんに確認したところ…
遺体の正体は、鹿でした。(;^ω^)
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ややこしいねん! 人間の遺体かと誤解するやんか!! ストレッチャーなんかに乗せるなよ!
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大注目!大谷の犬 |
今、一番危惧しているのが…「大谷の犬」
歴史的瞬間に同席し、ハイタッチして喜びを分かち合った あのワンコが大注目され、 「欲し~い」 って思った方も多いと思います。
でも、くれぐれも冷静に…
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あの報道があった日、 ビーグルだと一報が流れた時にはアホかと笑いました。 「どこがビーグルやねん! どう見てもキャバリアとジャックのMIXやろ…」 と。 そんな私もバカでした(-_-;)
コーイケルホンディエ!? なんじゃそれ???
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早速ネット検索すると、メディアが報道していたのと同じく 知的な中型犬で、陽気で穏やかな性格…との事。
でも、それ本当!?
世界的にも頭数の少ない犬種です。 その性格って本当に正しいのかな?
わざわざコーイケルホンディエを飼いたいと望む飼い主さんって 素人ではなく、余程の愛犬家さんです。 躾け方も熟知した方が適切な飼育をし、「飼いやすい犬種」と思うのと 素人が飼うのとでは大きな差があります。
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私はコーイケルホンディエって犬種を飼ったことはありませんが 見た目からキャバリアやジャックの血が入ってそうだと 判断する結論から思うに… 仔犬時代の躾けはかなり大変だと思えるのです。
多分、たぶんだけど… 今までプードルやチワワを飼って来た愛犬家さんでは 手に負えないくらいのヤンチャな仔犬期が待ち構えているでしょう。
大谷選手のように、大型犬でもきちんと躾けられるくらいの スキルがないと、きっとコーイケルホンディエは飼えません。
可愛いから…って理由だけで、コーイケルホンディエを飼いたいと 自分も飼いたいと望まないで下さい。
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世の中には、毎日お散歩後に3分でいいのよって言うのに それすら出来ず1ヵ月ほったらかしでトリミングに来る プードルちゃんが山ほどいます。
まっ、月1トリミングに出してもらえるのなら 大して大きなもつれを作る事もなく 安定したカットを持続できるのですが…
賢い小型のプードルですらそんな扱いの飼い主さんですから コーイケルホンディエをキチンと躾けできる人なんて 1/4しか居ないでしょう。
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ブリーダーたこちゃんからのお願いです。
お願いですから、流行りなどにながされず 自分(生活や性格)にとって最適のワンコとの生活が 1番の幸せな暮らしに繋がるのだと実感して下さい。
コーイケルホンディエだけではありません。 土佐犬やピットブルのような、いつ他人に危害を加えるか 分からないワンコを飼われる場合は配慮が必要になりますし 高齢者の大型犬飼育も問題に問われます。
アナタに合った適切なパートナー(ワンコ)を選ぶ事、 それを1番に望みます。
直接問い合わせをしたいって方は jero1212@ict.jp まで、メールをお送り下さい。
◆…◆…◆…◆…◆
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トイレの置き手紙 |
前回書いたミルちゃんの余談なのですが…
夜中に外出する事になった私。 事情を説明する為、寝てる母を起こすのは可哀想だし かといって、もし夜中に私が居ない事に気付いたら 母は心配するだろうと思い 「ミルの体調が急変。○○家に行ってきます」 との置き手紙を書きました。
私の部屋のドアに貼るか? 母の寝室の入り口付近の足元に置いておくか? 悩んだのですが、暗がりでは見えないし~ 万一、手紙に足を乗せ滑って転んだら一大事なので って事で、母が夜中にトイレに起きた際 1番目に付くのは「トイレだ!」と思い トイレの蓋の上に手紙を乗せ、外出しました。
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帰宅して30分後、部屋から漏れる明かりに気付いた母が 「まだ起きてるんか!」 って。
起きてるも何も、さっき帰っていたところだけど… って答えると、どういう事!?って。
あれ? トイレの手紙は見てないの???
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「ここに置き手紙をしておいたやろ?」 と、母と共にトイレに行くと…
ウィ~ンと人感センサーに反応した トイレの蓋が開いた💦💦💦
置き手紙は蓋の後ろに隠れてしまい 母の目に届かない場所に!!
自動開閉機能、恐るべし~~~
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ミル婆ちゃん、夜中に緊急搬送 |
我がファミリーの最高齢ワンコと言えば 17歳のミルちゃんなのですが…
昨夜10時過ぎ 「急にミルのお腹がパンパンに張ってきて…」 と、鳴き声のママさんから電話が掛かって来ました。
1年程前(?)にも同じ症状を起こしたミルちゃん。 その時はパパ&ママさんが外出中で しかも電話も繋がらず不安いっぱいだった娘さんからの連絡でした。 「めっちゃ苦しそうやし、段々とお腹が膨らんできて💦」 との事だったので 「胃捻転を起こしてる可能性がある」 と伝えると、当時実家暮らしだった弟さんと一緒に 直ぐに京都の救急病院へ走ってくれました。
幸い、病院に向かう道中に事態は好転したらしく 病院到着時には回復していたので 軽く診察を受けて帰宅されたのですが…
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今回は逆パターン。 パパさんと娘さんが外出中で、ママ1人の夜。
ビデオ通話でミルの様子を伝えて下さるのですが お腹の張り具合も分からないし… フラちゃん家までは車で25分なので 「今から直ぐに行くわ!」 と家を飛び出しました。
しかし、中間地点に差し掛かったところで電話が入り 外出中の娘さんに相談したところ 「手遅れになったら命の危険があるから!」 と言われ…
夜中に京都(救急病院)まで運転できないと思ってたけど 滋賀県内で夜中でも診てくれる病院を見つけたの事。 「今から病院へ走るので、もう家に戻って…」 との事でした。
「分かった」と電話を切ったものの 家を出るまでの準備もあるし、もしかしたら間に合うかもしれない。 その病院まで私が運転すれば ママさんは後部座席でミルの看病が出来るし…と思い 益々加速してフラちゃん家に向かいました。
が、残念ながら到着した時にはママさんの車はなく。
娘さんに電話し、どこの病院に向かったのかを聞き 後を追いました。
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病院に駆け込むとミル&ママさんの姿はなく 待合室にいた方に尋ねると 「診察室の中だよ」と。
とりあえずノックはしたものの駆け込むと 治療を始める寸前でした。

胃が捻じれている様子は見られないので 胃捻転ではなく胃拡張。 ですが、大量に空気が入り、お腹の中3/4まで膨らんだ胃は 肺や腸など他の臓器を圧迫している為 呼吸困難になっているだけでなく 血管を圧迫し低血圧を起こし 命を落としかねない状況寸前でした。
緊急処置として、注射器を脇腹から刺し 溜まった空気を抜いてもらいましたが… なんと溜まってた空気は400~500ml💦

溜まった空気を抜いてもらい、随分小さくなったように 見える胃ですが、まだまだ正常の大きさではないとの事。 「とりあえず胃に溜まった空気は取り出しましたが また新たに胃に溜まる可能性はあります。 胃に溜まった空気を腸に送る(オナラにして出す)為の 薬を投薬しますが効き目は1~2時間なので 静脈注射で継続して投薬する方がいいでしょう。 入院させますか?」 とのドクターの言葉に戸惑うママさん。
「どうしたらいい?」 と、私に答えを求められましたが…
これって究極の選択でね。
愛犬を助けたい一心で入院させても 最期の数日を冷たい病院のケージで過ごさせ 家族に看取られる事もなく旅立てば後悔するし…
かと言って、「連れて帰ります!」って断言しても その数時間後、症状が悪化して亡くなった場合 「やっぱり投薬治療を続けてれば良かった…」 って後悔するし。 第三者が助言できる事ではなく、飼い主さんが 決めるべき選択なんですよね。
ミルママさんの「どうしよう?」って言葉に 何も言えない私は、ただ「うん。うん」と2回頷くと… (私の気持ちが通じたのかな?)
「病院で死なせる事だけはしたくないので 連れて帰ります!」 って決断をされました。
◆ 余談 これは私の勝手な憶測だけど… ドクターにとってもママさんの決断はホッとしたと思うの。 だって、「死なせないで!」って丸投げされたら 1日1分1秒でも長生きさせるべく 24時間付きっ切りの看病を余儀なくなるからね。 動物の命を救いたいって幼い頃からの夢を叶えた 熱い想いの先生だから24時間診察の病院を 開業してくれたんだろうけど、体力の限界てあるし… いくら仕事とは言え、他人のワンコの看病の為 3日3晩徹夜が続いたら体力ボロボロ。 そして「残念ながら亡くなりました」って連絡した時 飼い主から怒号なんて受けたもんなら心はズタボロ。 (私は今まで何人もの熱血獣医さんが心を壊し 辞めていく姿を見て来ました)
フラにとっても、ママさんにとっても、そして獣医さんにとっても 最善の選択をされたのでは…と私は感じました。
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パパや娘が居ない中、苦渋の決断を強いられたママさん。 「連れて帰ったせいで、パパ&娘が帰宅する前に フラが死んでしまうかもしいれない…」 って決断は、本当に辛かったとは思いますが。 勇気ある決断に、私は心の中で賛同しました。
というのも…

この黒く見えるポコポコは、胃から腸に移動した空気。 (いわゆるオナラの元) 17歳という高齢で胃拡張という症状を発症したにも関わらず 内臓は元気で空気を押し流そうと頑張っているんですもの。
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治療前(車の中)ではジタバタしていたミルちゃん。 それが、胃の空気を抜いてもらった途端…

へたり込んで動かなくなった様子に ママさんはメチャクチャ心配されてましたが…
「今まで苦しかったから暴れてただけじゃない?」 「楽になったから大人しくなったのよ」 って伝えると納得してくれたママさんでした。
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弱った身体には水分補給が必要なので 点滴(ソルラクト)を皮下注射。
そこに、治療薬として ・吐き気止め ・空気を胃から腸に促す薬 を注入して下さったのですが…

(。´・ω・)ん? 長年ブリーダーをしてる私。 点滴液に治療薬を混入してもらうシーンには 幾度となく立ち会って来ましたが…
通常、どんな薬でも透明な液体やのに…

思わず心の声が漏れてしまった私(;^ω^)
「あっ、これね。ビタミン剤も入ってるので~」 って💦
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治療後も息が荒かったミルちゃんの様子に 「今晩が山かも…」と心配しましたが 血液検査などの診断結果を待つ間、 待合室でママさんの膝の上で抱っこされているミルは 荒かった呼吸も段々と落ち着いてきて…
「この様子なら、外出中のパパ&娘さんが帰宅するまで 持つかも~?」 って思えるくらいに回復しました。
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行きは「どこの病院に行った?」と ナビに住所を打ち込みただだだ追いかけて 街頭もないクネクネの山道をぶっ飛ばしていましたが…。
診療を受け落ち着いたミル。 帰り道はミルママさんに先導してもらい、何とか帰宅しました。
病院を出る際は深夜1時前。 「ウチに寄ってく?」 っと誘われたし、ミルの回復具合も気になったけど…
もしお家に立ち寄ったら「まぁコーヒーでも…」 と振舞われるだろうし、最低30分~1時間はもてさななくては と気遣われるでしょうから丁重にお断りしたら…。
帰宅後、ミル&妹たちの写真が届きました。

病院ではあんなに弱ってたミルちゃんが… オシッコをさせる為かお庭に居るし、シッカリと立ってるやん!

ミル婆ちゃんの緊急事態とは言え 深夜に突然ワンコ2匹だけのお留守番を命じられたなんて そりゃ不安だっただろうね…
特にアズは不安症だから、。 帰宅後のママさににべったり甘えん坊星人勃発。
フラ姉ちゃんだって不安だっただろうに 妹アズが頼って来るから、凛として平常心を保って アズのお世話をしていたんだろうね。
お疲れ様…
直接問い合わせをしたいって方は jero1212@ict.jp まで、メールをお送り下さい。
◆…◆…◆…◆…◆
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