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たこちゃん家のワンコ  ~Breeding House 児玉繁殖~
・・・ ポメラニアン パピヨン ヨークシャーテリア の可愛らしさを伝えたい! ・・・ 三重県伊賀市のブリーダー
災害時のペットの避難について…
最近、台風や地震などの災害が多いですよね。
今回は被害が無かった方も、いつ何時、
被災者になる分からない状況です。

ペットは家族の一員だという方も増えて来て、
避難所によってはペット同伴OKの所も増えて来てるようですが
それでもトラブルは付きもののようです。

なぜなら、皆全員が犬好き猫好きではないですからね…。

鳴き声がうるさい、臭い。
抜け毛が飛んで来た。
子供が動物アレルギーなのに…
と、100人居れば100通りのクレームがあります。
そういう事を理解し、今から準備しておく必要がありそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・

我々、動物を取り扱う業者は年に1度、保健所主催の講習会を
受講しなくてはなりません。
そこで、聞いて来た話をお伝えしますね。

私が被災地に行って、直接確認してきた訳ではありませんが…。
ペットOKの避難所でも、実際は一緒に居られる事は難しいようです。

我々人間が過ごす空間(体育館や教室)にペットを持ち込むのは不可能で、
ペットはゲージやキャリーに入れた状態で一ヶ所に集められるみたい。
例えば、雨は掛からない体育館の入り口付近に…とか
1つの教室に…とか。

そこで皆さん、想像してみて下さい。
アナタの愛犬は、ゲージやキャリーの中で過ごす事に慣れていますか?
雨はしのげても、クーラーや暖房が効かない半屋外の場所に置かれて
ワンコ達はどう過ごすでしょうか?
周りに居るのは、ワクチン接種している子達ばかりとは限りません。
感染病を保菌している子だっているかもしれませんよ。

ほらっ、災害時の為に準備する物が今考えている事とは違う事に
気付きましたか?
フードと水を確保してあるから大丈夫!なんて思っている飼い主さん
甘いですよ!

寒さや暑さ対策の為の、マットを準備しなくては!
感染病予防の為、ワクチンは必ず年に1度は接種しておいて下さいね。
また、どんなフードでも食べてくれるのであれば1週間~10日分もあれば
救援物資が届くでしょうが、療養食や薬を服用しているワンコの場合
最低でも1ヶ月分は準備しておかなくては、届きませんよ。

それに、心優しい皆さんの事ですから…。
我が愛犬の為にフカフカの毛布やポカポカマットを敷き、
たっぷりのフードを与えている横で、
「お腹空いたよ~。寒いよ~」って震えているワンコを抱きしめ
泣いている飼い主さんが居たら、どう感じますか?
見過ごせないでしょ?
キチンと準備をしておかなかった飼い主が悪いのですが、
ワンコには罪はありません。
もし、皆さまに心の余裕があるのであれば、我が子+1匹分の
ポカポカマットやクールマット、フードを準備しておいてあげて
下さる事を、心から願います…。

・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、我が家が被災した場合ですが…。
70匹ものワンコを連れて避難所に行ける訳がありません。

しかも…


20181001 1


巣立ち間近の仔犬はワンコラうるさく鳴くだけではなく、
ワクチン接種もしてないから、感染病に感染する危険が満々。

それに…


20181001 2


こんな小さな赤ちゃんを子育て中のワンコ。
人の出入りが激しい避難所で、安心して子育てできる訳もないしね。

・・・・・・・・・・・・・・・・

先日、ポストに1通のアンケートが入っていました。
「災害が起こった時、どこの避難所に行くか知ってますか?」
のような項目が並んだ資料で、匿名ではありますが、
地区の班長さんに提出義務のあるモノでした。

Q1 災害時、アナタはどうしますか?
 ① 避難所へ ②自宅待機

勿論、②自宅待機!

Q2 その理由を…

70匹ものワンコが居るので、避難所へは行けない。

この回答を書いた時点で、匿名でも我が家だってバレバレや~ん!!!


来週の日曜日、地区の避難訓練があり、私がその担当に当たってます。
朝8時に近所数件が集まり点呼した後、近くの集会場へ移動。
で、地区全員が集まったら、避難所まで移動って…。

実際に被災したら、私、70匹のワンコを救うべう
それどころじゃないんですけどね~(;^_^A

・・・・・・・・・・・・・・・・


先日の保健所主催の講習会でも、被災された場合の事態を
想定しアドバイスされたのですが…。
ペットショップさんは、被害が出てない店舗にワンコを移動して
互いにサポートして下さい。

で、ブリーダーさんは…。
互いにコミュニケーションを取って、いざという時に助け合うように
して下さい…って。
はぁ???

管理も行き届いてないブリーダーの元に、
緊急事態だからって、我が子達を避難させろってか!?

そうじゃないだろ!!

空いている貸倉庫や貸コンテナ等を優先的に提供するので
一時的な仮設犬舎として利用して下さいだろ~~~!

これだから、役所は現実が分かってないって避難されるんだよ~。

・・・・・・・・・・・・・・・・

もしも、もしもですが…。
遠くない将来、我が家も東南海地震に襲われる確立が高い地域です。
万一、我が家が全壊してワンコが安全に住めなくなった場合、
再建するまでの1ヶ月間だけでいいので、どなたか仮のスペースを
提供して下さる方、いらっしゃいませんか?
屋根付き駐車場1台分で十分です!

今すぐに返信下さいとは言いません。

もし将来我が家が被災した際、声を掛けて下さったら嬉しいです。



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あの人たちは今…
台風24号が日本列島を横断中ですが、
皆さまのところは被害がありませんか?

我が家は直撃されました…。
犬舎の屋根がバリバリと凄い音を立てていたので、
台風の目に入り静かになった際、チェックしに行きましたが、
とりあえず吹き飛んだ様子はなさそうで一安心です。
ただ、真っ暗なので詳細は分からないし…。
明日、明るくなってから確認するのが怖いです。

皆さんの所は被害がない事を、心から願っています。

・・・・・・・・・・・・・・・・

今日は可愛い仔犬の写真が1枚も登場しないので
興味のない方はスルーして下さい。

日本列島が台風に襲われる2日前、インドネシアのスラウェシ島で
大きな地震と津波が起こったのはご存じでしょうか。
日本とは違い、耐震性なんて義務付けられていない建物の多くは崩壊し
現在確認されているだけでも800人以上の死者。
本当は、3倍5倍の被害者がいると思われます。

そんなニュースを観て、私の心がざわつき心配になったのは…。
名前も知らない3人組の事です。

・・・・・・・・・・・・・・・・

若かりし頃、BP(バックパッカー)で放浪していた時の事です。
スラウェシ島の山間部にある、摩訶不思議な伝統を守る村
タナ・トラジャを訪れたくて、スラウェシ島に降り立ちました。

空港があるのは海岸沿いの小さな町マカッサル。
到着した頃にはすでに日が傾き始めており、
ガイドブックにも殆ど乗ってないその町で宿探しをするのは大変で、
漸く見つけた安宿は、メイン通りから入り組んだ小道を入った先にありました。

チェックインを済ませた後、とりあえず夕食を…と思ったのですが、
周りにはレストランどころか食堂すらなく…。
宿の兄ちゃんに「美味しい店ある?」って聞いたら
「前の道を左に進み、暫くしたら右、で、次は左に曲がり…」
と大通りに出るまでも迷いそうな説明。
何とかメイン通りに出て、辿り着いた先にあったのは
地元民で賑わう屋台でした。

小学校のグラウンドくらいの敷地に、大量のテーブルと椅子が並べられてて、
片隅にある数件の屋台でお気に入りの料理を注文すると、
席まで持って来てくれるというシステムらしい。

でも注文の仕方も分からずに困っていると、メニューを手渡されました。

が…。
メニューは全てインドネシア語でさっぱり分からない!!

周りのテーブルを見渡すと、漁師飯風だったり中華風だったり…と
美味しそうな料理が並んでいるので、とりあえず並んでるエビやイカを指さし、
炒めるジェスチャーをして注文完了!
しか~し、席で待っていると、本当に炒められただけの素っ気ない料理が到着しました。

そんな哀れな外国人の私を見て…。
隣の席に居た男性2名女性1名の3人組が声を掛けて来ました。

自分達が注文していた料理を差し出し「これ、食べなよ…」
って感じで親切に言ってくれているのは分かるのですが…。
私は一人旅のBP。
自分の命は自分で守らなくてはなりません。
もし睡眠薬等が混ぜられていては大変なので、その親切心は感じつつも
丁重に断るのですが、英語も通じない…。

なんせ相手はインドネシア語オンリー。

ジェスチャーだけで何とかコミュニケーションを取り続けると
私が警戒している事も理解してくれて…。
食事を終える頃には親しくなりました。

「宿はどこ?」って聞かれたので、宿の名刺を見せると
3人とも超笑顔になり、「送って行ってやるよ~」と。

あのややこしい小道を迷わずに戻る自信もなかったので、
彼らの厚意に甘んじてバイクに跨ったのですが…。

いきなり、メインロードを宿とは反対側へ走り出しました!!!

拉致られた…!と危険を察知した私は「止まれ!降ろせ!」と
暴れまくりました。

が、信号1つないメインロード。
止まる事なく走り続け、私は益々後部座席で暴れまくり…。

並走していた仲間たちが何かを叫び続けるも、
私は聞く耳を持たず、運転手の頭に頭突きを連発!

その内、バイクは裏道に入り…。
益々恐怖を感じた私は大声で叫びまくり!

やっと止まったと思ったら、安宿の前でした。

えっ!???

宿に駆け込むと、出て来た兄ちゃんが3人組と親し気に話しててね~。
何々???
英語が通じる兄ちゃんに確認すると、3人組とは知り合いだったようで…。
しかも彼らは警察官だったそうです。

屋台で困ってる日本人旅行者と同席になり、助けようとしたけど通じなくって…。
宿を確認したらオマエの宿の客だったから、連れて来てやったんだよ~って。

バイクに乗せたら大暴れしたから困ったよ~って笑ってました。

反対方向に連れ去られた…って思ったあのメインロードは
中央分離帯で仕切られてる一方通行だったから、仕方なかったそうで…。

そうとは知らず、拉致られたと思って頭突きしてゴメンなさい…って
平謝りした私でした(;^_^A

あれ以来、彼らには会ってないけど…。
スラウェシ島にはこんな親切な警察官が居るんだ…って
インドネシア人が大好きになりました。

今回の巨大地震&津波は、スラウェシ島の南部の被害が大きかったらしいけど、
マカッサルも津波の被害はなかったまでも建物が倒壊して多大な被害が出てるとか。

あの時の親切な3人組の警察官さんが無事である事を
心から願っています…。



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プロフィール

siemたこちゃん

Author:siemたこちゃん
緑あふれる里山で家族経営の
小規模ブリーダーをしています。
大空の下、広場でノビノビと駆け回り
ストレスのない環境でブリーディング
しているのが、我が家の自慢です。
アットホームな環境で育つ仔犬達の
成長記録をご紹介しています。

◆ 業者登録番号
三重賀販25-6号

三重県伊賀市
児玉貴恵

◆ お問合せ先
jero1212@ict.jp



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