たこちゃん家のワンコ  ~Breeding House 児玉繁殖~
・・・ ポメラニアン パピヨン ヨークシャーテリア の可愛らしさを伝えたい! ・・・ 三重県伊賀市のブリーダー
責任を持って、最期まで…
我が家の近所に、猫屋敷がありました。

野良猫に餌をやるもんだから、どんどん集まって来るし、
避妊や去勢もしないから、仔猫も増えまくっていました。

野良猫はノミ&ダニだけでなく、真菌性の皮膚病を
ワンコに感染させる恐れもある迷惑な存在ではあったので、
我が家のワンコ達が遊ぶ広場には侵入できないように、
猫除けグッズを配置し、余計な出費も嵩みましたが…。

奥さんに先立たれ、独り暮らしになったお爺さん。
寂しいんだろうな~って気持ちも分かりました。

とはいえ、増え過ぎた状況にご近所さんも耐えかねたのでしょうね。
保健所に連絡したらしく、何度も職員さんが訪問され、
その度に猫の数が減りました。
『これは、うちの猫!』と主張される数匹の猫だけは、
保護する事が出来なかったようで…。
しかし、その猫たちがまた出産を繰り返したので、
また増えちゃうと心配していたのですが…。

不思議な事に、仔猫はいつの間にか消えてね~。

保健所スタッフの指導の成果か、お爺さんも改心し、
仔猫は里親を見つけ渡しているのだと思っていましたし、
遂には野良猫が2匹にまで減った事を喜んでいたのですが…。

1ヶ月程前からかな?
その2匹の猫が我が家の駐車場→庭先→玄関と
徐々に近づいて来るようになりました。

感染病を恐れる私は、その度に猫たちを追い払っていたのですが…。

ある日、車で帰宅した際、家の前の道路に寝沿寝る三毛猫ちゃん、
全く逃げようとしません。
車から降り、近付いても動こうとせず…。


20170730 3


ガリガリにやせ細りグッタリして居る姿は、
まるで車に轢かれる事を望む自殺願望者のようでした。

『ゴメン。私、アナタを轢きたくないの…、お願い。どいて。』
と懇願すると、草むらの中に消えて行った三毛猫ちゃん。
あれ以来、姿を見ていません。
猫って死に際は人に見せないって言うからね~。
あれが最後のお別れの姿だったのかもしれません。

それから数日後の事。
今度は黒猫ちゃんが玄関先の塀の上で寝そべっていました。
野良猫ちゃんも可哀そうだけど、我が子達を感染病から守るのは、
ブリーダーである私の役目!

『お願いだから、我が家の敷地に入らないで!』
って追い払おうと近付いても逃げない黒猫ちゃん。
棒で突っつくと、塀の外に落ちたのですが、身軽な猫とは思えない
『ドサッ』とい鈍い音がしました。
嫌な予感がしてね~。
慌てて塀の外を見に行くと、もう1歩も動けないくらい弱った黒猫ちゃんが、
私の顔を見つめながら、『ニャーっ』って一言発し、息を引き取りました。

まさかそんなに弱っていたとは知らず、棒で突いてしまった事に
『ゴメンね。ゴメンね…』と謝り続けましたが、
黒猫ちゃんは2度と返事をしてくれませんでした。

私の目をじっと見つめ、あの最後にニャーと鳴いたのは
何を伝えたかったのだろう?
『お腹空いた…、喉が渇いた…。最後にお水ちょうだい』
そんな訴えだったのかもしれないと思うと、
居た堪れない気持ちになりました。

一時は、数十匹の野良猫に餌を与えていた猫屋敷のお爺さん。
この子達は我が家で飼っている子だと主張していたのであれば、
せめてその子達に対しては、最後まで面倒を見てくれると思っていたのに…。

餓死寸前になったあの子達は、もしかしたら私に助けを求め
どんなに追い払われようとも我が家の敷地内に助けを求め
近づいて来ていたのかも…って思うと、心が張り裂けそうなくらい
辛く居た堪れなくなりました。

野良ちゃん達、ゴメンね…。

とはいえ、我が子達は所詮ブリーダーのワンコ。
一般の愛犬家さん家で暮らすワンコに比べたら、
決して幸せだとは思えないんだけどね~。


20170730 1

20170730 2

だよね…。
愛犬家さんの元に嫁ぐ仔犬は幸せな運命かもしれないけど、
大好きなママと引き放されちゃうって幸せか???

我が家に残った子に至っては、ママとずっと一緒に居られるけど、
健康な管理をするにあたって、一般家庭のような対応はできない我が家。
一緒にベッドで寝るどころか、ニトリのNクールひんやりワンコ用ベッドでもなく、
夜はゲージです。

それでも、お隣の猫屋敷に居た猫ちゃんたち。
我が家のワンコ達が羨ましく感じていたのかな?


20170731 10


あれから毎日、黒猫ちゃんが息を引き取った場所に向かい、
『今度は我が家のワンコとして生まれ変わっておいで』
と手を合わせている私です。

最期の力を振り絞り、息も絶え絶えで助けを求めたのに、
棒で突いて塀から落とした私だからね~。
『そんなママの元に生まれ変わるか!』
って恨んでるかもしれないけど…。

そもそも猫アレルギーの私。
オマエ達を抱っこして可愛がるなんて出来なかったけどさっ。
もし我が家のワンコとして生まれ変わって来たら、
『ママ~、もう分かったからスリスリ止めて~』
ってくらい、愛情を注いであげるからね。
さっ、今すぐに生まれ変わっておいで~。

ペットショップから高額で迎えた子でも、野良猫でも…。
命の重さは代わりません。
どうか、その子が命を尽きるその日まで、見守ってほしいな~
って事が、私からの心からの願いです。
にほんブログ村 犬ブログ ポメラニアンへ
にほんブログ村



にほんブログ村


にほんブログ村


スポンサーサイト

コメント
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[2017/08/13 23:34] | # [ 編集 ]

管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[2017/08/14 02:11] | # [ 編集 ]

管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[2017/08/14 10:55] | # [ 編集 ]

Re: 鍵コメYさんへ
公園に許可をもらってまで、世話をし、
避妊にワクチン接種までって…。
その野良ちゃんの世話をされている方には
本当に頭が下がります。

それを知ってか、わざわざそこに捨てに来る人が
居るなんて、許せないですね。

長年、我が家の近所のお爺さんにも、
「避妊と去勢はしてよ…」
って願っていたけど、まさか最後は餌やりまで
しなくなるなんて思ってもなくて。。。
腹立たしさを感じています。

辛い話だからこそ、可愛い仔犬の写真も載せなくちゃ
読む方がしんどくなるかな~って思い
3枚だけだけどアップしました。
Yさんが癒されたようで良かったです(*^^*)
[2017/08/14 23:54] URL | siemたこちゃん #- [ 編集 ]

Re: 鍵コメRさんへ
我が家と同じような状況が何十年も続いているんですか?
保健所や役場が介入しても状況が変わらないなんて、
それは大変ですね…。

猫が嫌いって訳じゃなく、飼い方を改善してほしいって気持ち
メッチャ分かります!
何とか解決策って見つからないのかなぁ~?


もし私がブリーダーという道を選んでなかったら、
絶対にボランティアで犬猫を保護する活動に参加していたと思います。
だから…。
ブリーダーの私にとって、ご近所が猫屋敷状態だったのは迷惑だったけど、
このお爺さんが嫌いな訳ではありませんでした。
細々とした年金暮らしなのに、私には助けられない野良ちゃんに餌を与えて、
面倒を看ていたのですからね。

ただ、お爺さんに気付いてほしかったのは…。
年金の中から餌代を工面してくれるお爺さんは
野良ちゃん達にとっては神様だったでしょう。

でも避妊もせず産まれて来た仔猫たちにとっては…。
寝床もなく、十分な餌も食べられないこんな世界に
どうして産まれて来なくてはならなかったの!
と、お爺さんの事を悪魔だと恨んだでしょう。

餌を与える事は愛情だけど、不幸な仔猫を作り出している
犯人である事も自覚してほしいって事でした。

最後に残った三毛猫と黒猫の2匹が、
餓死寸前の状態になって、我が家に助けを求めて来たって事は、
お爺さんの貯蓄にも限界が来たのかもしれません。

こんな不幸な最期を迎えさせるくらいなら、
最初から餌付けなんてしてほしくなかった…。
可哀そう…なんて目先の感情は、結局不幸につながるのですから…。


Rさんのご近所の猫屋敷さんにも、
今、自分がやっている事は不幸な猫を増やす事になっているのだと
気付いてもらいたいですね。
[2017/08/15 01:39] URL | siemたこちゃん #- [ 編集 ]

Re: 鍵コメMさんへ
毎日ブログの更新を楽しみにしているだなんて~。
ありがとうございます!
出来る限りアップしたいとは思っているのですが…。
ご期待に沿えず、数日に1度でゴメンなさいね~。

Mさんのお隣さんも、猫屋敷状態ですか~。
しかも、我が家よりもかなり大変な状況のようですね…。
Mさんの耐えがたき苦悩は、察するに余りありますし、
ノミ(庭に出ただけで人体にも寄生するなら多分マダニでしょう)
の被害もあるのでしたら、緊急性を要する事態だと思います。

Mさんはバベシア症という病気をご存じでしょうか?
発症数はまだまだ少ないのですが、マダニが介する病気で
西日本では人間の死亡例が年々増加している病気です。

ペットとして買う犬猫のノミダニ駆除を推進しているのも、
マダニからのバベシア症感染を防ぐ意図もあるのです。

同じマンションからの住民の要望で室内外を余儀なくされた
猫屋敷の住人さんは、部屋中ノミダニだらけで大変な思いを
されていると思います。
(自業自得なんですけどね…)


まず理解してもらいたいのは、そのお隣のお婆さんは
Mさんと同じ犬猫好きな心優しい人だって事です。

きっと年金暮らしの方ですよね?
細々とした年金の中から、野良猫の為に餌代を工面しているのですが、
その使い方が間違っているだけなんです。

お腹を空かせた野良猫たちを不憫に思い、愛情を注ぐお婆さんは
猫たちにとっては神様のような存在です。

でも、そのお婆さんに気付いてもらいたいのは…。
助けたはずの猫たちが、去勢&避妊をしなかった為に、
また新たに寝床や満足にご飯を食べられない仔猫を生み出しているのは
そのお婆さんだって事。

僅かな年金の中から、野良猫たちの餌代を工面していますが、
このままなら、50頭100頭と増える一方だし、お婆さんの年金では
賄えなくなり、いずれ餓死させるような日々が来るって
現実を理解してもらわなくてなね~。

同マンション住人からのクレーム、そして役所への通報となると
お婆さんも警戒心露わにし、聞く耳を持たなくなったかもしれませんね。

頑なになったお婆さんの気持ちを解くには、
『この野良ネコちゃん達の1番の幸せが何かを一緒に考えましょう』
と歩み寄る精神が大切かもしれませんね。
(言うのは簡単だけど、実行するのは難しいけどね~)


保健所の加入といっても、殺処分ゼロの目標が当たり前になった今、
保護された猫ちゃん達は、民間のボランティア施設に保護される事が
多くなっています。
餌を与える事が正しいと思っているお婆さんに、
この酷い環境の家で過ごすよりも、保護され、里親の元でに暮らす方が
幸せなんだと理解してもらうのが、近道かもしれませんね。

頑ななお婆さんに理解してもらうのは時間が掛かるでしょうが…。
愛犬家のMさんをはじめ、住人の方々と行政が協力して、
問題が解決する事を心から願います。
[2017/08/15 02:56] URL | siemたこちゃん #- [ 編集 ]

管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[2017/08/15 16:54] | # [ 編集 ]

Re: 鍵コメHさんへ
嬉しいのは、この記事を読んで益々愛犬を大切にしようと
思って下さった事です。
(人''▽`)ありがとう☆

黒猫ちゃんに気持ちが届いてたらいいんですけど…。

なんせ、もう1歩も動けないくらい弱ってた黒猫ちゃんを
棒で突っついて塀から落としちゃったからね、
恨まれてるかもしれません・・・。(ノД`)・゜・。

我が家のワンコとして生まれ変わってきてくれたら、
前世では味わえなかったたくさんの愛情を注ぎ、育て、
優しいパパ&ママと巡り合わせてあげられるのにな~
って思います。

迷惑な飼い方のお爺さんだったけど…。
そもそも野良猫に餌を与える人って、可哀そうな野良を
見過ごせない心優しい愛猫家さんなんですよね。
年金の中から餌代を捻出して下さるんだもの。

ただ、増え過ぎたせいで面倒が見切れなくなり、
不幸な最後を迎える事が、想像できないだけなのだと思います。

最初の1~2匹の野良を保護した時点で、
せめてオス猫の去勢さえしてくれれば、
こんな悲劇は起きなかったのに…ね。

今回の三毛猫ちゃんと黒猫ちゃんが餓死するほど
可哀そうな最期を迎えたのも、きっとお爺さんの
資金が尽きたのだと思われます。

悲惨な最期を迎えた猫ちゃんの事を想うと、
正直、お爺さんに対し腹立たしさを感じますが、
『餌付けするな!』『飼うなら避妊しろ!』
と一方的に押し付けるのではなく、
将来こうなるよ…と、お爺さんが理解できるように
説明する事が出来ていたなら、この悲劇は防げたかもしれません。

お爺さんだけが悪いのではありません。
敷地に入るな!と追い払っていた私、クレームを通報した近所の方は、
可哀そうな野良ちゃんを助けようとすらしなかったのですからね。
私も加害者の1人なのかもしれません。
[2017/08/16 01:26] URL | siemたこちゃん #- [ 編集 ]


コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する



プロフィール

siemたこちゃん

Author:siemたこちゃん
三重県伊賀市の緑あふれる里山で
ブリーダーをしています。

家族経営の小規模ブリーダーだし、
JKCチャンピオン犬等、高血統の
ワンコなんていませんが…。

大空の下、広場でノビノビと駆け回り、ストレスのない環境でブリーディングしているのが、我が家の自慢です。

アットホームな環境で育児する仔犬達の成長記録をご紹介しています。



カテゴリ



最新記事



最新コメント



月別アーカイブ



カウンター since 2015 Nov



フリーエリア



検索フォーム



RSSリンクの表示



リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



QRコード

QR