かわいいコが産まれましたね。 単刀直入にお尋ねします。 夏の初めに保護した仔猫4匹のうち 1匹が下半身マヒでした。 先天的なものなのか後天的なもの なのかはわかりません。 ブリーダーさんのところで生まれた どこかに異常のあるコたちは どうされるのでしょうか。 異常のあるコも生まれることがあると 思うのですが。 常々世のブリ^ダーさんたちは どうされているのかと思っていたので お尋ねしました。
[2019/08/27 10:07]
URL | くーちゃん #-
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Re: くーちゃんへ 直球の質問に少し驚きましたが…(;^_^A 他にも同じ事を心配している愛犬家さんも いらっしゃると思いますので、ご質問にお答えしますね。
最初に断言しますが、一部の悪徳業者と言われる方達を除き 普通の(人の心を持つ)ブリーダーは、 もちろん最期まで面倒を看ますよ(*^_^*)
下半身麻痺の子猫ちゃんか…。 可哀想に…。 猫の事はよく分かりませんが、出産時、もしくは 出産後に脊髄を損傷しちゃったのかな?
私、長年ブリーダーをしていますが、 先天性の下半身麻痺の仔犬って産まれた事がありませんよ。
最近は、親犬の遺伝子検査をする事も当たり前の 時代になってきたので、障害を持って生まれる子の数も 減って来てるんじゃないかな?
振り返ってみたのですが…。 幸いな事に、見るからに障害を持って生まれた子は もう10数年以上居ないですね。
昔はね、水頭症の子が生まれた事が3回程ありました。 でも、そんな障害を持って生まれた子は 可哀想だけど短命なんです。 だから、1日でも快適に暮らせるように…とお世話をしましたよ。
下半身麻痺や水頭症のように、見るからに障害がある って分かる子ではなくても、小さすぎてこれはヤバい! って直感する子は時々産まれます。 見た目では分からないのですが、内臓に疾患があったり するのでしょうね。 やはり短命な犬生を送るので、巣立ちはさせずに 我が家で面倒を看ています。
2年程前の事で言えば、家族が決まっていた パピヨンのコドちゃん。 巣立ち前の健康診断で心臓に穴が開いていると発覚しました。 まだ仔犬なので心臓の穴の大きさまでは診察できず、 もし僅かな穴だったら成長したら閉じ普通に生活できると 診断されましたが、お客様にお断りし、我が家に残しました。
幸いな事に、成犬になった1年後、再度検査をしてもらったら 穴は無くなっているとの事で、今現在我が家で元気に 走り回って暮らしています。
もっと昔の事を思いおこせば…。 出産の時って、ママ犬は胎盤等を食べちゃうのですが、 ママ犬がね、胎盤やへその緒と一緒に 誤って仔犬の前足まで食べちゃった事がありました。
すぐに病院へ走り、処置してもらったお陰で 一命を取り留めた仔犬のトットちゃん。 勿論、そんな子を巣立ちさせる訳にはいかないので 我が家で面倒を看ました。 こちらの心配をよそに、トットは3本足で器用に走り回り 健常なワンコたちと同じように犬生を過ごし 14歳だったかな?、寿命を全うしてくれました。
つい最近の事で言えば、ポメのヒヨコちゃん。 将来的にパテラの手術が必要になるかもしれないレベルの上に 小さすぎるから内臓疾患があるかもしれないし…。 で、ヒヨコちゃんを家族に迎えたいとおっしゃて下さった お客様にお断りをしました。
ヒヨコの寿命が1年未満なのか、7~8年は生きられるのか もしくは平均寿命まで生きられるのかは分かりませんが、 そんな子を、お客様にお渡しする訳にはいきませんものね。
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残念ながら悪徳ブリーダーって言われる方も存在するので マスコミの報道等で、ブリーダーに対するイメージが 悪くなっているのも仕方ないのですが…。 基本的にはブリーダーってみんなワンコが大好きな人達です。
じゃなかったら、365日24時間休みもない 過酷な生き物商売のこの仕事をやると思います? 旅行も行けないどころか、おちおち入院もできないので 盲腸の手術を1泊2日で済ませて退院しちゃうんですよ。 大切な一人娘の結婚式ですら、披露宴が終わったら 両親はワンコのお世話の為に慌てて帰宅するんですよ~。
そんな愛犬家のブリーダーが、障害を持って生まれてきた 仔犬を、粗末に扱ったりするハズありません。 今世の短命な運命で生まれてきた事に涙しながら 「今度は健康な体で生まれ変わっておいでや~」 って、みんな最期まで見守り面倒をみています。
[2019/08/28 02:30]
URL | siemたこちゃん #-
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丁寧な回答をありがとうございました。 ブリーダーでもショップでも確かに悪徳と言われる人たちがいて、 そんなコが産まれたら、埋めるとかいろいろ聞いたことがあるので 思いきってお尋ねしました。 前に何だったかなぁ、出荷という言葉に対してでしたっけ、なんか質問されてた時、正直に丁寧に答えておられたので、また、飼い主さんたちとの 交流の記事を読むと、いい加減な方ではないことはわかっていました。 質問は意地悪ではなくて、本当に実際どうなんだろうと思ったのです。 ありがとうございました。 下半身麻痺の仔猫は4兄弟で保護したうちの1匹てました。 里親に出すわけにもいかず家族になりました。 ノラのままだったら生きられなかったかもしれません。 なんとかしてあげたいのですが..... ほんとに不躾なことをお尋ねしました。ありがとうご。
[2019/08/28 03:04]
URL | くーちゃん #-
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Re: くーちゃんへ 意地悪な質問だなんて思っていませんから、 気にしないで下さいね~。 愛犬家の方なら誰でも気になる事ですものね。 逆に質問して下さった事で、この返信コメを読んだ 他の愛犬家さん達にも伝える事が出来たので 良かったと思っています。
埋めるって…💦 そういう悲惨な話ほど衝撃的なので、 広まりやすく印象に残るのでしょうね。
私の耳にも酷い話はよく入ってきますよ。 「あのブリーダーは〇〇やってる! こんな酷い事もやってる!」 ってね。 でも、その殆どはライバルを蹴落としたい為 イメージを悪くする為に流した作り話だったり その噂話が広まったものでした。
世の中には保険金が欲しいが為に、家族ですら 殺害する人もいるのですから、ブリーダーの中にも ワンコをお金としか見ない人は居るのも事実。 出産が出来なくなった老犬を、食費が掛かるからと 野山に遺棄する悪徳ブリーダーは居ると思います。 しかし、障害があり短命だと分かってる仔犬を しかも母乳しか飲めないので食費も掛からない子を わざわざ埋めて殺す必要があると思いますか?
悲惨すぎる話は、逆にフェイクな事もありますので 何が真実なのか、くーちゃんさんの素直な心で 見極めて下さる事を願います…。
下半身麻痺の子猫ちゃん。 心優しいくーちゃんと巡り合えて本当に良かった~。 いや…、このお家に嫁ぎたい為に障害のある身体で 産まれてきてしまったのかもしれませんね。 (じゃなかったら、里子に出されてたか そもそも保護すらされてなかったかもしれないし…)
家計に負担が掛かる程の最先端手術や治療を してあげて!! とは言いません。 トットのように障害があっても、自力でできる限りの 生活をするようになる事もありますしね。 たくさんの愛情で見守り、最低限のサポートだけ してあげれば、寿命を全うすることはできると思いますよ。
[2019/08/29 01:37]
URL | siemたこちゃん #-
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