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たこちゃん家のワンコ  ~Breeding House 児玉繁殖~
・・・ ポメラニアン パピヨン ヨークシャーテリア の可愛らしさを伝えたい! ・・・ 三重県伊賀市のブリーダー
そこ、観光地化していいの???
またこの時期がやって来た…
そう、確定申告です!Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

昨年のこの時期
「来季こそは日頃からコツコツやるぞ~」
って決意していたのに、三日坊主ならぬ
3ヶ月坊主で…(;^_^A

溜まりに溜まった領収書とレシートの山と
連日格闘しております。

って訳で、今日は可愛いワンコの写真は
ありませんが…


・・・・・・・・・・・・・・・


今日はインドのお話です。

昔、旅先で出会ったバックパッカー(BP)の友人が
今、嫁と子供と一緒に世界一周の旅をしてるって話を
以前ご紹介しましたが…

フィリピンからアメリカに渡り、そしてスペインへ…
その後、ユーラシア大陸を西へ西へと横断し
遂にインドまで辿り着きました。


これ、何屋さんか分かりますか?


20200224 1


本場のチャイの屋台です!
あぁ~、懐かしいなぁ~。

汚~い! こんなの飲んでも大丈夫なの!?
って思う方も多いでしょうが…
常に沸騰させているチャイですから
飲んだって全然平気です(*^_^*)


20200224 2


プラスチック製のカップに入ったこのチャイ
私が放浪していた頃は2ルピーだったのに
今では10ルピーだそうで…


20200224 3


グラスに入ったこのチャイ、
当時は5ルピーだったのに、今は15ルピーだって!

物価も上がったな…って思ったけど、
当時1ルピー3円だったのが、今は1.5円だし…
1杯15円~22円だったら、安いっちゃぁ安いよね(;^_^A


20年ぶりにインドを訪れた彼が残念がっていたのが
素焼きのチャイ器がない!って事でした。


私が放浪していた頃は、電車で移動中
車内にチャイ売りのおじさんが居てね~。
『チャ~イ、チャイ、チャイ。チャ~イ』
って低音ボイスでリズミカルに売り歩くのが
心地よくてさっ。

その際、おじさんがチャイを入れてくれるのは
素焼きの器でした。


20200224 4
(単なるゴミ(?)と思われる素焼き器ですが
 思い出として持ち帰り、今も部屋に飾っています)


プラスチック容器なら軽いし、安いのでしょうが…
100度に沸騰したチャイですから、プラスチック容器では
熱くて持つのも大変なんです。

それに比べ、素焼きのカップなら熱も伝わりにくいし
何と言っても唇に伝わる素朴な土の温もりと
チャイの風味が混ざり合って、益々美味しく感じられたんですよね~。

もう、あの光景がないのか…って思うと残念。


・・・・・・・・・・・・・・・


有名なガンジス川があるバナラシという町に
辿り着いた一家。


20200224 5


海外の観光客だけでなく
インド国中から信者が集まるこの地。

ガートの回りは早朝から深夜まで賑わっており
安宿や食堂、土産物店などが乱立していて
まるで迷路のような街並みです。

この雑踏感、全然変わらないな~
って懐かしく思っていたら…

なっ、なんと!!


20200224 6


昔は手漕ぎボートしかなかったガンジス川に
巨大な観光船が!!

これも観光地化する時代の流れなのか…


・・・・・・・・・・・・・・・


この写真を見て『えっ?』って気付いた方
居るかしら?

実は、ガンジス川のこっち側のガートは建物が乱立し
深夜でもライトアップされるくらい派手なのに対し
対岸側(船の向こう)って砂漠のような感じで
何もないでしょ。

実は、対岸側は不浄の地(死者の地)なのです。


・・・・・・・・・・・・・・・


私がバナラシを訪問した際、興味本位で手漕ぎボートで
対岸に渡ったのですが…
降り立った途端、地元民に
『危ないから早く戻って来い!』って怒られました。


◆ 余談

皆さんも1度は聞いた事があるんじゃないかな?
ガンジス川って遺灰(死者)も流すって…

ガートの傍にある焼場では、毎日火葬が行われており
私もその様子を間近で見学しましたが…

そりゃ~もう、人生観が変わるわ!ってくらいの
衝撃でした。

何とも言えない臭い。
そして、筋が焼き切れる度にバチンと動く手足。
それを、焼場の職人たちは長い竹竿等を使って
小さく折りたたみ、何時間も掛けて
最期まで焼きあげるのです。

灰になった遺骨は、母なるガンジス川に流されるのですが…。


これは寿命を全うした人の特権であって、
不慮の事故や病気等で無くなった人は
焼かれる事なく、そのままガンジス川に流されます。


沐浴にチャレンジした日本人BPに聞いた話ですが
ゴツンとぶつかり
『あっ、すみません…』って誤ったところ
遺体だったとか…


・・・・・・・・・・・・・・・


私が対岸に行った時も、
野良犬たちがケンカをしていてね…

何かと思ってよく見ると、生身のまま流された
死者の足を咥えてて…
まるでエサの取り合いをしていました。


遠くに見える森から人が近づいてきたので
コミュニケーションを取ろうと思った私でしたが
『殺されるから早くボートに戻れ!』
って現地人にメチャメチャ怒られました。

不浄の地に住む彼らは、カースト制度の中の底辺らしく
我々外国人観光客だと殺戮してでも襲うらしく…
インドの現状を垣間見た瞬間でした。


そんな恐ろしいガンジス川の対岸が…


20200224 7


なんじゃこりゃ?
めっちゃ、人々が歩いてるやん!

しかも、ズームアップしてみると…


20200224 8


対岸まで観光地化しまくってるし~。
あと数年したら、ヒルトンやらハイアットリージェンシーが
建つんじゃないの?


豪華な船が就航し、対岸まで観光地化されつつある状況に
こんなのインドじゃない!って愕然とした私だけど…

世界的にも有名なバナラシ(ガンジス川)だもの。
観光地化は仕方ないっか…




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コメント

こんばんはv-410

インド、日本とはいろいろ違うところが
ありますね...!
たこちゃんもいろんな経験してすごいと
思います...(^O^)
ガンジス川の話は衝撃的ですね...
でも観光地になりそうなのは時代が
変わったって事なのかな??
[2020/02/26 03:05] URL | よしこ #- [ 編集 ]

Re: よしこさんへ
日本と言えば富士山!のように
インドといえばガンジス川が一番有名だし
外国人旅行客は必ず訪れる場所ですからね~
観光地化されるのも仕方ないんでしょうね。

ただ、不浄の地(死者の地)と言われていた対岸までが
開発されてしまうのは寂しい気がします。
ガンガーがガンガーで無くなってしまうような…
こういう地こそ世界遺産に認定し
必要以上の開発がされない事を望みます…
[2020/02/26 03:46] URL | siemたこちゃん #- [ 編集 ]


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プロフィール

siemたこちゃん

Author:siemたこちゃん
緑あふれる里山で家族経営の
小規模ブリーダーをしています。
大空の下、広場でノビノビと駆け回り
ストレスのない環境でブリーディング
しているのが、我が家の自慢です。
アットホームな環境で育つ仔犬達の
成長記録をご紹介しています。

◆ 業者登録番号
三重賀販25-6号

三重県伊賀市
児玉貴恵

◆ お問合せ先
jero1212@ict.jp



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